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お知らせ

渡塾
2019.7.10
進路について考える会

おはようございます!代表の渡です。

土曜日に、進路について考える会なるものを実施しました。

今年は1年かけて、受験に焦点を置いた「進路」だけでなく、その先自分がどういう風に生きていきたいのかというところまで含めた「進路」について考える場を定期的に作っていこうと思っていて、その第1回目が土曜日でした。

記念すべき第1回目なのですが、参加者は高校生の男子が3人。

確かに、まだみんな部活もある。この時期の土日は参加が難しいよなぁと思いながらも、参加者が0じゃなかっただけよしです。

ちなみに、来てくれたのは帰宅部の高校生2人と、部活が早く終わった高校生1人でした。

会の一番最初に「進路について考える」ってどういうイメージ?って質問を子どもたちにしました。

僕は最初「受験」とか「就職」って言葉が出てくるのかなぁと思っていたのですが、「今後何をして生きていくか考えること」と言い放った生徒がいて、少なからず衝撃を受けました。

自分が高校2年生の時、進路って言葉からそこまでイメージできたかなぁと振り返ってみると、そんなことはないんですよね。

少なくとも自分の話をすれば、「進路を考える」っていうのは「どこの大学を受験するか」でした。
学校の先生になりたいという将来の目標があったので、どんな仕事に就くかを考えるということはありませんでした。

進路指導という言葉がありますが、「今後何をして生きていくか」を指導することだとすると、もっともっと子どもたちのためにやらないといけないことがある気がします。

今回のイベントの中で子どもたちから出てきた言葉で、いくつか印象に残ったことがありました。

その中の一つは「とにかく安定した仕事に就きたい」という言葉。
警察官の仕事に就きたい男の子がいたんですが、理由を聞けば「公務員で安定しているから。それがでかい。」とのこと。

別に彼の気持ちをどうこう言う気は全くないんですが、彼らが社会に出る頃、もしくは彼らが30歳、40歳になる頃の「安定した仕事」っていうのは、果たしてどういうものなんでしょう?

「今安定してる仕事(と呼べるものが果たしてまだあるのかどうか)」が「未来も安定してる仕事」である確率って、どれくらいなんでしょうか・・・

これからを生きていく子どもたちの進路を一緒に考えたり支えていく上で、僕ら自身が考えを深めたり、いろんな選択肢を知るってことが重要だよなと改めて感じました。

そんな訳で、今年度は進路について考える会を定期的にやっていきたいと思っています。
この取り組みを通じて、子どもたちが進路を考えるときの「材料」をふんだんに集められたらなと。

ご協力いただける方がいましたら、ぜひお願いしたいです!
よろしくお願いします!