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渡のお話
2018.12.19
肝心要の部分はまだまだ理解されていなかった。

おはようございます!代表の渡です。
 
先日、12月13日は渡塾箕面校を開校した日でした。
たくさんの人に支えられて、おかげさまで丸8年。
9年目も頑張っていきたいと思いますので、改めましてよろしくお願いいたします。
 
そんな12月13日、一つのニュースに僕は衝撃を受けました。
すでに個人のfacebookでは発信していたので、ご覧いただいた方も多くいるかもしれません。
 
先日、国の方で一つの議論がありました。
それは「未婚のひとり親家庭にも、死別や離別のひとり親家庭と同じように寡婦控除を適用するかどうか」という議論です。
 
実はこれまで、配偶者と死別や離婚をしたひとり親の所得税や住民税の負担を軽くする「寡婦(寡夫)控除」という控除を受けることができていましたが、婚姻歴のないひとり親は法律上、「寡婦」とみなされず、この控除を受けられていませんでした。
 
これとは別に、住民税が非課税になる条件も未婚のひとり親は寡婦よりも厳しく、婚姻歴の有無で税負担に差があったんです。
 
その差をどうするかという議論の中で、自民党の議員の方から「(未婚のひとり親にも寡婦控除を適用することで)未婚の出産を助長するのではないか」という発言が出てきました。
 
未婚で暮らす親子がどういう現状にあるのか、産み方・産まれ方はどうであれそこに命があるというのに、その実態についての議論が表に出てくることはありませんでした。
 
子どもの貧困対策法ができて5年が経ちました。
この5年で、多くの子どもたちを支える場ができたと思います。(まだまだ質・量ともに十分であるとは言えませんが)
 
ただ、今回の議論に代表されるように、少なくともこの国のルールを決める立場にある方々に当事者の実態をきちんと理解していただくということはできていなかったんだなぁと。
 
そしてこれはおそらく、一般市民の方々でも同じだと思います。
まだまだ、子どもの貧困への理解や共感というのは、一部の方々の間のみであるように思います。
 
もしかすると青山の児童相談所の件は、その代表格かもしれません。
 
そしてもう一つ。
この議論の中で「子どもに罪はない」という言葉を見ました。
じゃあ、親には罪があるのでしょうか?
 
12月13日。
今までは塾の開校記念日でしたが、この日にもう一つ意味が刻まれました。
 
まだまだ、ひとり親家庭が置かれる現状は厳しいものがある。
毎年この日が来るたびに、1年経ってどう変わったのかということをきちんと見つめ直していきたいと思います。
 
https://bit.ly/2EBJnr4