お知らせ
今回はあっとすくーるが行っている学童保育について書いていこうと思います!
(タイトルは三重県に伝わっている伝承子守唄です。100年前も育児は大変だったと感じますね…。)
学童では小学校1年生から5年生までの子どもが来てくれており、学校の宿題に取り組んだり、誕生日会やクリスマスパーティー、卒業イベントなど多彩な行事も行っていますが、日常では沢山の悩ましいことが起きます…。
事件!道路の真ん中で座り込み!!
もう書いてある通りなのですが、お迎えに行った時に今日は学童に行きたくないと急に泣き始めたのです。
この前体調も崩していたし、今日の授業では体育もあったので、疲れたのかなぁと思い、「じゃあお母さんに電話して帰れるか聞いてみようか。」と提案。
その後、お母さんがお迎えに来てくれるまで、道路の真ん中から移動をし、道の隅で二人で座っていました。
ちなみになんか行きたくない理由あるの?と聞くと「宿題したくない…。」とのこと。
学童に来たら宿題をしないと遊べないというルールがあるので、そう思うのも確かになーと思いました。
なので、「理由言えて偉いねー!全部終わらせるのが難しかったら半分だけ頑張るでも大丈夫だからねー。」と言った後、二人で近くにあるコンビニで発売される季節限定アイスの味はどんだけ美味しいのかについて話をしていたらお母さんがお迎えに来てくれました。
お母さんは困った様子で、「ご迷惑をお掛けしてしまって…」と申し訳なさそうにしていました。話を聞いてみるとお薬を飲み始めてなかなか自分の気持ちをコントロール出来ない状態にあるとのこと。
この前の体調を崩した日は、学童に行くーーー!と道路の真ん中で座り込みをしていたそうで、今回とは逆ですね。とお母さんと二人で笑っていました(笑)。
新しい環境の不安と期待
「新しい環境に入って子どもも不安ですし、長い目で子どもの成長を一緒に見守っていきましょうね」とお母さんに伝えると、「そうですね。一年生になって家以外で過ごす時間が増えて、下の子どもに時間を使えるようになったのですが、他の場所でご迷惑をかけないか心配で…。」と不安そうな顔をされていました。
電車やスーパーなどで座り込んでしまう場面も多いそうで、周りから向けられる目が怖くなってしまう時もあったそうです。
「僕らに対しては迷惑だなんて考えなくても大丈夫です。僭越ながら一緒に子育てをしていると思っていますので、悩みは共有しながら一緒に頑張っていきましょうね!」と伝えると「心強いです…。一緒に頑張りましょう!」と笑顔で言ってくださり、子どもとも手を振り別れました。
子どもの成長は時間のかかることです。やきもきしてしまう気持ちもあるのですが、子どもの成長を保護者と一緒に見守ることができる学童保育を目指していこうと思います!
あっとすくーる職員
遠藤 大知