私は高槻校が開校してから卒業まで、その半分以上を奨学生として通わせてもらいました。おかげでお金のことを気にせず友達と同じように塾で勉強できました。塾に通えたことにはとても感謝しています。自分の家の状況を理解し始めて金銭的なことも分かっていくうちに、塾に通うことについて母への申し訳なさは増えていきました。そんな時に奨学金をもらえることになって、私は金銭的なことを考えず苦手な勉強や将来の夢にちゃんと向き合えるようになりました。
そして今は、保育士になるために短期大学に通っています。すでに頭がパンクしそうなほど大変ですが、毎日すごく楽しいです!目標は2年後、短大を卒業した時に母と塾の先生方に夢を叶えた報告をすることと感謝を伝えることです!
僕は、中1の時に両親の離婚を経験し、母子家庭で育ってきましたが、それを不幸なことだとは思っていません。なぜなら、あっとすくーるでたくさんのいい出会いがあったからです。しかし、いくつか問題もありました。ひとつは、家庭内で圧倒的にマンパワーが足りないことです。また、経済的にもやはり裕福ではありませんでした。そうすると、塾の1コマ6000円の負担も、かなり大きなものです。「本当に塾に通っていて大丈夫なのだろうか」という不安もありました。奨学金で塾に行かせていただけるということは、そういった家庭の余裕のなさから子どもを救う意味で、非常にありがたいものです。そして、これからもひとり親家庭で頑張る子どもたちにそういった支援が届くことを願っています。
私は高校2年生から卒業までの約2年間、奨学金を借りて勉強させてもらいました。高校2年生になり、授業数を増やしたいと思いましたが、増やすと月謝が高くなり母の負担になるのではと考えていました。そんな時、奨学金という制度を利用させて頂き、授業数を増やすことができました。特に私は将来の夢など何もありませんでした。ですが、大学生の先生方と何度も進路について話をし、高校の先生よりも真剣に私に向き合って進路相談をしてくださりました。先生方のおかげで大学進学を決め、無事合格し、今は大学二年生になります。きっと、この塾に通っていなければ私は四年制大学へ進学する道は選んでいないと思います。進路の幅を広げてくださった塾には感謝しかありません。
「家や学校よりも、塾が一番安心できる」
学習支援ではありますが、私たちのサポートは安心を育むところから始まります。塾の中ではしっかりと話を聞くということ、頭ごなしに否定しないこと、どんな小さなことでも褒めるということを大事にしています。他にも、例えば学校行事に顔を出す等子どもとの接点を増やし、安心できる関係づくりに繋げています。「自分も頑張ったら何とかなると思った」
これまで誰にも言えなかった悩みを話してくれた子どもがいます。悩みを話せたことをきっかけに、少しずつ前向きに頑張り始めた子どもがいます。自分の意思で頑張り始めた子どもたちは、こちらが想像つかないような変化を見せてくれます。通い始めて半年で、200点近くテストの点数が伸びた子どももいます。「次は、自分が誰かを支えられるように」
自分一人では乗り越えられなかった壁を、多くの人の支えを受けて乗り越える。子どもたちが自分の人生を諦めることなく、強い意志を持って歩んでいく。その歩みの先に一人ひとりが形づくる生き方が、次の世代の子どもたちの支えになり、そして一つの道しるべになることを目指しています。「あっとクルー」の皆様の力をお借りして、私たちは子どもたちに学習機会を届けていきます。
クルーとして、私たちと一緒に子どもたちを支えてくれませんか?
「クルーになりたい!」と思っていただけた方は、以下の方法で手続きをお願いします。
どちらかに偏って寄付が集まってしまうと、安定して子どもたちに学習機会を提供していくことが難しくなるためです。ご了承ください。
子どもたちからのお礼の手紙
お礼や子どもたちの近況報告、寄付のおかげで取り組めたこと・できたことをお伝えさせていただきます。
なまごえ
塾に来ているひとり親家庭の子どもや保護者の声を集めた冊子をお送りします。湯浅誠×渡剛の特別対談も。
年次報告書
年に1回、年次報告書を送らせていただきます。