お知らせ
今回は、大学生ボランティア紹介として、斎藤さんへインタビューを行いました。
活動のきっかけや、生徒と接する際に心がけていることなどについて、熱く語っていただきました。
「大学生ボランティアってどんなことをしているの?」
「楽しく活動できるのか不安・・・」
そんな疑問やお悩みを抱えている方必見の記事です!
〇自己紹介をお願いします。
大阪大学人間科学部4回生の斎藤遥花です。
〇活動のきっかけを教えてください。
インスタグラムのDMにあっとすくーるの公式アカウントからご連絡をいただき、居場所支援に元々興味があったので活動させていただくことになりました。
〇普段はどのようなボランティア活動をしていますか。
学校派遣という形で授業内で生徒をサポートしたり、ここに生徒に来てもらってお喋りしたり勉強したりしています。
一般的な塾では、一コマの時間をほぼフルで勉強に使うと思うんですけど、ここでは担当生徒の性格や状況に合わせて時間の使い方を柔軟に対応することが出来ます。
〇生徒と接する際に心がけていることはありますか。
私が担当させていただいているあるケースでは、学校では気の置けない友人があまり多くなく、家庭でも誰かに何気ない話をできる環境がなかったり、おうちの経済状況があまり良くなく、3食も十分に取れず、常に我慢を強いられている状況にあります。
お喋りしてる話の内容は9割ぐらい本人の推しの話で、基本本人と同じぐらいのテンションで話すようにすることと、
「私も楽しんでるんだよ」
ということが伝わるように、ちゃんとリアクションすることを心がけています。
その方が話していて楽しいだろうし、ここにいる時間をストレスを発散したり何でも話せる場所として使ってほしいので、そういうふうにしています。
〇講師同士の交流エピソードはありますか。
講師の皆さんと交流会という名の飲み会があるんですけど(笑)、講師同士というより学生同士の本当に何気ない会話をしてる中で、
「今担当してる生徒がこういう状況で」
「この前こういうことを言われて、何て返したらいいかわからなかった」
とか、そういう話をすると、みんな真剣に考えてくれて。
「私だったらこうします!」
など言ってくれるので、それはかなり参考になるし、他の人も同じようなことで困っていたりするので、この活動で子どもたちに還元できている部分なのかなと思います。
〇学習支援・居場所支援を行うあっとすくーるならではのやりがいはありますか。
あっとすくーるに来る子どもたちには、それぞれにいろんな状況があって、その中で私たちの子どもたちに対する関わりが、1人1人の将来にとってできるだけ、少しでもプラスに働いてほしいなと思いながら活動しています。
そのためにはやっぱり学力を向上させるだけじゃなくて、その子にとって信頼できたり寄り添ってくれる大人になることがすごい大切なんじゃないかなっていうのを感じていて。
そういう意味で、他の大人には話せないことを打ち明けてくれたなって感じたときは、やりがいを感じます。
〇将来子どもと関わる仕事がしたいと聞きましたが、そのきっかけは何ですか。
ここで関わってる子どもたちは本当に優しくて、素直な子も多くて。そういう子と関わっていると、
「どうしてこの子たちが恵まれない状況にあるのか」
「どうしたらこの子たちが将来幸せになれるのか」
そういうのを考えるようになって、そこから将来は、子どもたちが少しでも幸せになれるように、頼れる大人になれるような職業に就きたいなと考えました。
〇最後にあっとすくーるでの活動を考えている学生の皆さんにメッセージをお願いします!
子どもたちと関わっていると、子どもたちと関わっている私が何を考えてるかも考えるようになります。
自分の中にもいろんな側面があって、
「この子にはどういう側面で接したらいいのかな」
とか、舐められるのとは違うけど、本人が言いたいことを言えるような雰囲気作りとか、いろいろ葛藤することがあると思います。
でも、頼れる講師の皆さんがいるので、きっと楽しく活動できると思います。ぜひ一緒に活動できる日を楽しみにしています!
最後に
今回は大学生ボランティアである斎藤さんへのインタビューを紹介しました。
一人一人の生徒とのより良い関わり方を真剣に模索されている姿勢がうかがえました。
現在あっとすくーるではひとり親家庭や不登校の子どもたちをサポートしてくれる大学生を募集しています。
少しでも興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
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