お知らせ
塾長である渡さんへのインタビューを行いました!!生徒との関わりや、保護者の方への想いについてお話してくれています。
Q. 印象に残っている生徒について教えてください。
塾を立ち上げて、一番最初に来てくれた生徒です。
いろんな理由があってご両親が離婚されて、ひとり親家庭になって一年くらい経ったタイミングで塾に来てくれた子でした。
当時テストの点数は、5教科合わせて150点~200点くらいでした。離婚の影響もあったりして、なかなか将来への希望が持てないというか、意欲が持てない様子で。
「どうせ自分なんか頑張ったって無理なんだろうな」
そんな風に自分に対して思ってた生徒でした。
ただうちの塾に通い始めてくれてから半年後くらいには、もう学校の定期テストが200点くらい伸びて。
「なんでそんなに伸びたんだろうね」って聞いたときに、本人が言ってくれたのが
『この塾の先生はどんな小さなことでも褒めてくれた』
だったんです。
当時は保護者さんもあんまり余裕がなくて、本人と保護者さんの関係も良いとは言えませんでした。
学校にも行ったり行かなかったりの時期だったので、周りにいる大人からポジティブな声をかけられるっていうことがほとんどない子だったんです。
そんな状況の中で僕らの塾に通ってくれてたんですが、例えば渡塾に来たら、ちゃんと時間通りに遅れずに来たことを褒めてもらえる。
宿題をやってきてたら褒めてもらえる。授業中に問題を一問解けたら褒めてもらえる。
「普段そういう機会がなかったからこそ嬉しかった、嬉しいからもっと頑張ろうと思えるし、頑張ればまた褒めてもらえる。それが自分にとってはよかった。」
そういう風に言ってくれた子がいたので、「どんな小さいことでも子どもたちのいい部分を見つけて褒める」というのは、今でも大事にさせてもらってることです。
Q.保護者の方への想いを教えてください。
親が1人であったとしても2人であったとしても、親が全部背負わないといけないんだっけ?っていう疑問はこの仕事をしてて思っています。
頼れる部分は人に頼ってもらって、保護者さん自身にも余裕ができて、そこで子どもの話をゆとりを持って聞けたり、テストの点数が伸びたことに対して「よく頑張ったね!」って言葉をお家でもかけてもらえるようになれば、子どもにとってもいいんだろうなと思ってます。
だから親子の関係の部分を、上手く橋渡しできる存在になれたらなと思います。
保護者の方は強い思いを持って私たちにお子さんを預けてくださっているので、その期待にはなんとしてでも応えたい。応えられるようになるために自分たちも常にレベルアップしていかないといけないなと、保護者の方とお話しする度に気持ちを新たにしています。
さいごに
今回は塾長の渡さんのインタビューの一部を紹介しました。生徒との関わりの中での学びや、保護者の方からの想いを真摯に受け止めている言葉が印象的でした。
この記事を読んでくださった方のお役に少しでもなれば幸いです。
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