お知らせ
ひとり親家庭で子どもを育てていたら、いろんな悩みにぶつかりますよね。
保護者の方1人だけでは、乗り越えることが難しい問題もたくさんあると思います。
この記事では、そうした保護者の方へのインタビューを通じて「これがあってよかった」「これのおかげでなんとかなった」というお話を紹介しています。
ぜひご覧ください!
お兄ちゃんになったな〜って思ったんです
渡:この話聞いたとき「達拓お兄ちゃんになったな〜」って思ったんですよ。関口先生に達拓から相談があったらしいんです。
年末年始母は仕事で忙しい。自分も受験勉強をしないといけない。尚弥が一人ぼっちになっちゃう。
他の家庭の人たちは家族みんなでお正月を過ごしたりしてるのに、なんか申し訳ないなぁみたいなことを言ってたみたいで。
そしたら関口さんが「じゃあうち来るか!」ってなったらしいんですけど(笑)
あの達拓が、自分も受験でいっぱいいっぱいなのに尚弥のことを気にかけていて、お兄ちゃんだなぁって。
池:じ〜んときますね^^
渡:ちなみに、あのお正月の合宿が勉強的にもよかったみたいなんです。
そのセンター直前合宿の初日のセンター過去問は5割くらいしか取れてなかったんですって。
それが最終日には8割取れるようになったって言ってて。
あれは、お金払って同等のサービス受けようと思ったら相当な額いきます、多分(笑)
全部が全部無償でやることをいいとは思わないんですが、自分が見てる担当生徒のためにってそこでグッとアクセル踏み込んでサポートしてくれる大学生とか大学院生が集まってきてくれるっていうのは、本当にありがたいことです。
池:それはやっぱり渡さんのおかげですよ。
渡:僕も若い時は調子乗って「やっぱり俺のカリスマ性かな」とか笑いながら言ってたんですが、どうやらそうじゃないぞって(笑)
そんな調子乗れるほど僕何もしてないなと(笑)
「親何してんねん」っていうのがセットでついてくる
渡:話はかなり飛ぶんですが、10年前と比べてひとり親家庭の暮らしやすさってどう変わりましたか?
池:コロナの時期になってから、世の中の人が「もっと助け合わなきゃ」って空気が生まれてきたじゃないですか。
その時に思い出していただける社会的に弱い立場の人っていう中にひとり親家庭が入ることが多いので、ひとり親家庭への支援みたいなものは以前より広がったのかなと。
渡:確かに、コロナになってからひとり親家庭を応援するっていう人増えましたよね。
代表的な例で言ったら前澤さんとか。今までって、子どもの貧困っていうワードで恵まれない子どもたちにっていうのはあったと思うんです。
ひとり親家庭って前面に打ち出されたものって今まであまりなかった気がしていて。
池:結局子どもを助けたいって思いは一緒だと思うんですが、子どもの貧困っていうと「親何してんねん」っていうのがセットでついてくるような気がするんです。
そこには自己責任っていう、なんかこう罪悪感を突かれるようなものがあって。
だけど子どもが大変なんだから、自分は恥をかいても、石投げられてもいいから子どもを助けてって思ってやってきたんです。
そんなだから、いつも背伸びした状態というか、常にフルマラソン状態で気持ちが休まるところがない感じだったんです。
それが、社会全体で支えようねっていう雰囲気が出てきたような気がしてて、このままいって欲しいなと思ってます。
渡:本当に、このままいい感じにいってくれるといいですね・・・
わかってくれる人が多い方が安心する
最後にもう一つだけ。
塾の中で子どもたち同士のコミュニティって作れるんですけど、保護者同士のコミュニティってあったら嬉しいものなのか、なくてもいいものなのか。
その辺り伺いたいです。
池:あったほうが絶対気持ちが楽になると思います。
ひとり親家庭とか関係なく子育て年代のお子さんを育ててる保護者の方同士でコミュニティってできると思うんですけど、そこに旦那さんの話とかが入ってくると、表面的には気にしないけどついていけない部分はあったり。
ひとり親だからこそ出てくるいろいろな問題がたくさんあるんですよね。
そんな部分を共有できる人がいるのといないのとでは、子どもに対する対応とかも変わってくると思うんです。
わかってくれる人が多い方が安心というか、根本解決にはならないかもしれないですが、役に立つんじゃないかなと。
渡:もしうちがそういうのやるってなったら、協力してもらってもいいですか?めちゃくちゃお忙しい中だと思うんですけど。
池:ぜひぜひ!
渡:おやすみの日にお時間取っていただいてありがとうございました。達拓の就職祝いはまたやりましょう^^
池:こちらこそ、いろんなこと思い出せてよかったです!ありがとうございました^^
インタビュー記事Part9、いかがだったでしょうか?
これにて、インタビュー記事は一区切りとなります。
ひとり親家庭の保護者のリアルな気持ちを綴った過去記事をまとめていますので、ぜひご覧ください!
インタビュー記事Part2「気持ちはあっても助けてあげられない」
インタビュー記事Part3「ありのままのしんどさを受け止めてくれるところ」
インタビュー記事Part4「子どもを傷つけたいわけじゃない」
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電話:072-702-0020(火曜〜金曜 13:00〜21:00 土曜 11:00〜17:00)
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