箕面市西小路の個別指導塾ならあっとすくーる
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お知らせ

あっとすくーる
2026.9.16
「やってみたい」を、言えない日がある。——ある進路相談で気づいた、子どもの気持ち。

「お金のこと」で、言葉が止まる

いつものように、担当している生徒と授業をしていました。

 

勉強の合間には、学校のことや最近あったことを話したり、くだらないことで笑ったり。そんな時間を一緒に過ごしている生徒です。

 

その日は、これからの進路について話していました。

 

「高校卒業したら、どうする?」

 

そんな話から、進学にかかるお金の話になりました。

 

それまでいつも通り話していたのですが、お金の話になった瞬間、その子の表情がすっと曇りました。

 

私は、ひとり親家庭で育ちました。

 

進路を考えるとき、私自身もお金のことを大きな悩みとして感じていました。

 

「これを選んだら、お母さんに負担をかけてしまうかもしれない」

 

そう考えると、本当はやってみたいことがあっても、最初から諦めてしまうことがありました。

 

だからこそ、その子の表情を見たとき、言葉にはされなかった気持ちが、少しだけ見えたような気がしました。

 

その日は「ちょっと休憩しようか」と声をかけて、学校の話をしたり、いつものようにくだらないことで笑ったりしました。

 

 

「お金がかかるから」で、諦めてしまうこと

お金の問題は、進学だけではありません。

 

友達と遊ぶことや、映画を見ること、イベントに参加すること。

 

家庭の状況によっては、そうした経験も「お金がかかるから」と諦めてしまうことがあります。

 

だからこそ私たちは、目の前の子どもが何を考えているのか、何に悩んでいるのかを、できるだけ丁寧に見ていきたいと思っています。

 

進路のことを一緒に考えることもあれば、勉強とは関係のない話をして笑うこともあります。

 

何かを頑張るための時間だけではなく、何も頑張らずに過ごせる時間があってもいい。

 

そんな時間も、子どもたちにとって大切な経験になるのだと思います。

 

 

「ひとりに、とことん。」だからこそ

あっとすくーるの「ひとりに、とことん。」という言葉は、勉強を教えることだけを意味するものではありません。

 

小さな表情の変化や、何気ない一言にも目を向けながら、その子が少しでも安心して過ごせるように関わっていく。

 

家でも学校でもない場所だからこそ、ここでは少し肩の力を抜いていいと思えることにも意味があるのだと思います。

 

私自身がひとり親家庭で育ったからこそ、子どもたちが抱えているものに気づけることもあると思っています。

 

すべてを分かることはできなくても、「何かあったのかな」と立ち止まることはできる。

 

そんな関わりを、これからも大切にしていきたいです。

 

 

子どもたちの「やってみたい」を、諦めなくていいように

子どもたちが「やってみたい」と思ったことを、家庭の事情だけを理由に諦めなくてもいい環境をつくりたい。

 

新しい経験をしたり、誰かと笑ったり、知らなかった世界に触れたりすることは、その子のこれからにつながっていくものだと思います。

 

そのために、目の前の子どもと話し、一緒に笑い、ときには何も頑張らずに過ごす。

 

そんな小さな時間を積み重ねていきたいと思っています。

 

 

保護者の方へ

 

子どもたちが抱えていることは、いつも言葉になるとは限りません。

 

あっとすくーるでは、勉強だけでなく、その子がどんな気持ちで過ごしているのかにも目を向けながら、一人ひとりと関わっていきます。

 

何かあったときに少し立ち止まれる場所として、あっとすくーるがあり続けられたらと思っています。

 

 

ご寄付をご検討の皆様へ

 

子どもたちの「やってみたい」を支えるためには、学習の機会だけでなく、安心して過ごせる場所や、さまざまな経験も必要です。

 

その日々の活動を支えてくださっているのが、あっとすくーるを応援してくださる皆さまです。

 

これからも、一人ひとりの子どもと向き合いながら、子どもたちの未来を少しずつ広げていきます。