お知らせ
届かない言葉、下を向くあの子

「なんでできないの?」
教室に、その言葉が響いていました。
私が働く進学塾は、偏差値の高い学校への進学を目指し、結果が求められる場所です。
その環境の中で、どうしても気になってしまう生徒が一人いました。
テストの点数は伸びない。
宿題もなかなかやってこない。
そして、その子に向けられるのは
「もっとやりなさい」
「なんでできないの?」
という言葉。
その子は何も言い返さず、ただ静かに下を向いていました。
その姿を見ているのが、正直とても苦しかったです。
「本当に、この関わり方でいいのだろうか。」
そんな問いが、頭から離れませんでした。
「どうしたらいい?」と問われた日

ある日、塾長からこう聞かれました。
「どうしたら、この子は変わると思う?」
成績を伸ばさなければいけない。
でも、どう関わればいいのかわからない。
とてもリアルで、現場ならではの悩みでした。
そのとき、私の中に浮かんだのは、
あっとすくーるでの経験でした。
教科書を開く前に、必要なこと

できないことを責めるのではなく、
小さな「できた」を見つけること。
それも大切です。
でも、それ以上に必要なのは、もっと手前にあります。
それは、
「この場所に来たいと思えるかどうか」
行けば怒られる。
できないことを指摘される。
そんな場所に、また行こうと思えるでしょうか。
答えは、きっと「NO」です。
だから私は、塾長にこう伝えました。
ーーまずは、この子が来たいと思える場所にしてあげることが大切だと思いますーー
勉強の前に、必要な「土台」

少しでもできたら認めてもらえる。
自分の頑張りを見てくれる人がいる。
その積み重ねが、
「やってみようかな」という気持ちを生みます。
進学塾は、
「走れる子を速くする場所」
でも、まだ走れていない子にとって必要なのは、
まず一歩踏み出せる環境です。
その一歩がなければ、どんな指導も届きません。
あっとすくーるで学んだ関わり

あっとすくーるが大切にしているのは、
「ひとりに、とことん。」
という関わりです。
それは、ただ勉強を教えることではありません。
一緒にゲームをしたり、
みんなでクリスマスパーティーをしたり。
その子が前を向ける状態をつくること。
「ここにいていいんだ。」
そう思える居場所をつくること。
一人ひとりの頑張りを、いちばん近くで見守ることです。
【私たちが大切にしていること】
〜「来たい」と思える場所をつくる〜

子どもが学びに向かうためには、
まず「ここにいたい」と思える環境が必要です。
私たちは、安心して通える関係性づくりを何よりも大切にしています。
小さな「できた」を見逃さない

結果だけでなく、その過程に目を向けること。
どんなに小さな一歩でも認めることで、
子どもたちは少しずつ前に進み始めます。
行動の背景にある想いを考える

「できない」には、きっと理由があります。
その背景に目を向け、
一人ひとりに合った関わりを大切にしています。
保護者の皆様へ
「うちの子、やる気がないだけなのかな」
そう感じる瞬間があるかもしれません。
でもその裏には、
「行きたくない」「できる気がしない」といった気持ちが隠れていることもあります。
あっとすくーるは、勉強を教えるだけの場所ではありません。
お子さんが「また行きたい」と思える場所をつくり、
前に進むきっかけを一緒に育てていきます。
ご寄付をご検討の皆様へ
私たちが提供しているのは、学習支援だけではありません。
子どもたちにとっての「安心できる居場所」であり、
一歩を踏み出すための「心の土台」です。
「怒られる場所」ではなく、
「また来たい」と思える場所を届けるために。
皆様のご支援が、その環境を支えています。
一人でも多くの子どもが前を向けるよう、
これからも温かいご支援をよろしくお願いいたします。









