お知らせ
「ボランティア、やってみようかな」から始まった。

大学生になったら、何か社会の役に立つことがしたい。
そんな軽い気持ちで参加した大学のサークルオリエンテーションで、
私は「あっとすくーる」に出会いました。
そこで担当することになった一人の生徒。
最初は、勉強に対して強い「抵抗感」を持っていました。
授業が終わって「これ、宿題ね」と渡しても、持って帰ってくれることすらありませんでした。
机に置かれたままのプリントを見るたび、自分の無力さを感じることもありました。
でも、私は諦めたくありませんでした。
なぜなら、私たちは「あっとすくーる」の講師だからです。
「ひとりに、とことん。」
このスローガンを胸に、まずは勉強の結果を求めるのではなく、
彼女にとって一番の「拠り所」になることを決めたのです。
大学生だからこそ、気づけるSOSがある

先生でもない、親でもない。少し年上の「大学生」という存在。
大人には相談しにくい悩みも、大学生の私たちになら話してくれることがあります。
私は、彼女が発する小さなSOSを見逃さないよう、日々の何気ない会話を大切にしました。
「勉強を嫌いにさせたくない」
その一心で、がむしゃらに勉強をやらせるのではなく、楽しさと計算力をつける練習の「絶妙な塩梅」を、悩みながら探し続けました。
そんな関わりを続けて3年。彼女が小学校を卒業し、中学校に上がるタイミングがやってきました。
3年越しの「やってみる」

「中学に入るし、宿題やってみる?」
ダメ元で、いつものように聞いてみました。
すると、彼女は少し照れくさそうに、でも真っ直ぐ私の目を見て、
「……うん。持って帰ってやってみる」
と言ったのです。
後日、本当に宿題をやって持ってきた彼女の姿を見た時、胸が熱くなりました。
3年という月日は彼女にとって、
「自分を信じてくれる人がいる」と確信するために必要な時間
だったのだと感じました。
【私たちが大切にしていること】
〜「一番の味方」として、変化を待ち続ける〜
あっとすくーるの活動は、一朝一夕で結果が出るものばかりではありません。しかし、私たちは以下のことを信じています。
年齢が近いからこそできる「伴走」

大学生ボランティアは、子どもたちにとって最も身近なロールモデルです。勉強だけでなく、悩みや不安をすぐにキャッチできる「心の距離感」を大切にしています。
「その時」が来るまで、ずっとそばにいる

ただ量をこなすだけの勉強は、いつか限界が来ます。
その子のペースに合わせ、「計算力はつけつつも、勉強を嫌いにならない」ためのバランスをとことん考え抜きます。
宿題を一度も持って帰らなかった3年間。その時間は無駄ではありませんでした。
あっとすくーるは、子どもが前を向く「その瞬間」が来るまで、何年でも寄り添い続けます。
保護者の皆様へ
「うちの子、やる気がなくて……」と、ひとりで悩んでいませんか?

無理にやらせようとすればするほど、子どもは勉強を嫌いになってしまいます。
実際、私も中学高校の頃はそうなっていました笑
「あんた勉強やってんの?」
「ゲームばっかりしないで勉強しなさい!」
こういったこと言ってしまってませんか?
子どもたちはきっと、
「せっかく勉強しようとしたのに…」
「頑張ってやったのに本当に勉強してるのか怪しまれるし、それやったらやりたくないな…」
と思ってしまいます。
比較的年代が近く、その経験があるボランティアの大学生がいるのが強み!

子どもたちにとって、お兄さん・お姉さんのような存在が、ひとり一人の「やりたいと思える気持ち」が芽生えるその日まで、「とことん」根気強く味方であり続けます。
お子さんの成長を、私たちと一緒に「とことん」待ってみませんか。
ご寄付をご検討の皆様へ
皆様のご支援は、こうした「3年越しの成長」を支えるための、貴重な時間を作ってくださっています。
1ヶ月や2ヶ月では見えない変化も、数年という長い目で見れば、子どもたちは確実に変わっていきます。
効率重視の世の中で、あえて
「一人のために、何年でも寄り添う」
という贅沢な支援を可能にしているのは、皆様の支えがあるからです。
一人の子どもの未来をじっくりと育むこの活動に、これからもお力添えをお願いいたします。









