お知らせ
早いものでもうすぐ2023年も終わりです。その前に最後の関門、2学期期末テストが待ち受けています。テストに向けて頑張る子どもたちの様子を紹介します!
頑張る教科の取捨選択
5教科満遍なく成績が伸びていけば理想ですが、特に勉強が苦手な子の場合、そううまくはいきません。5教科は無理でもせめて3教科、国数英だけでも伸びてくれたら・・・!と思うかもしれませんが、特に数学と英語という教科は1年生からの積み重ねがかなり大事なので、そう簡単には上がりません。
「頑張れば点数が上がる!」と信じることができる子どもであれば地道な復習を頑張れるかもしれませんが、そういう気持ちがない生徒の場合、数学と英語という教科は頂が見えないくらい高い山になります。
そこでまずは頑張る教科の取捨選択です。
前回のテストで得意の数学の点数が上がったAくん。保護者の方も交えて、今回は頑張る教科を増やしてみようという話をしました。
数学が上がったのでじゃあ次は英語を頑張ろうと言いたいところなのですが、本人の苦手意識的にも結構ハードルが高い。もちろん最終的には英語も伸ばしていきたいですが、本人の気持ちが折れてしまってはいけません。
そこで今回は数学、社会、理科の3教科を頑張ってみようという話になりました。英語に比べれば苦手意識は低く、社会は暗記が中心ですし、理科も今回は計算ではなく覚えることが多い単元でした。
目標はこの3教科で120点。ちなみに前回はこの3教科で93点。平均すると各教科10点ずつアップすればクリアできる計算です。
頑張ると決めた教科の中で、さらに取捨選択
教科を絞り込んだから、あとはもうテスト範囲を片っ端から勉強しよう!というかというと、そうではありません。特に数学なんかは、単元ごとに得意不得意があったりします。
なのでそれぞれの教科で、どの単元の勉強に時間を割くかということまで決めます。確実に点数に繋げられる部分を見極めて、まずはそこに集中。そこが完璧になれば、頑張る範囲を少しずつ広げていきます。
塾での授業の時間はもちろん、自習の時間もテスト前は増やして、目標達成に向けて取り組んでいきます。
さいごに
今回書いたように、どちらかといえば勉強が苦手な子どもたちが渡塾には多く通ってくれています。3教科で120点という目標は、見る人によっては「全然高くないじゃん」と思うかもしれませんが、その子にとっては大きなチャレンジです。
その子その子にとってのチャレンジがどのラインなのかを一緒に考えて、そこに向けて一緒に頑張る、時には一緒に息抜きをする。そういう二人三脚で頑張っていくのが渡塾のスタイルです。
1ヶ月の無料体験授業から始めていただけるので、興味のある方はまずはお問い合わせください!
渡塾 塾長
渡 剛