blog

お知らせ

イベントレポート
2024.1.31
職業体験レポート〜ホテル阪急インターナショナル様〜

こんにちは!あっとすくーる代表の渡です。

 

先日生徒を連れてホテル阪急インターナショナル様に職業体験に行ってきました。今日はそのときの様子をご紹介します。

 

はじめに

 

今回の企画はうちの事業を利用する生徒の「将来ウェディング関係の仕事に就きたい。そういう仕事のしてる人の話を聞いてみたい。」という声がきっかけでした。

 

そういう機会を作れないかなと思っていたところ、2022年に大阪ボランティア協会様が事務局をされているリンクアップフォーラムというイベントに登壇させていただけることに。

 

そこにはいろんな企業の方が参加されていたのですが、そこでこの話を聞いてくださった阪急阪神ホールディングスの方々が協力してくださいました。

 

グループ会社の阪急阪神ホテルズ様をご紹介いただき、今回ホテル阪急インターナショナル様の見学プログラムを組んでいただいて、実施できる運びとなりました。

 

まずはホテル内の見学

 

ホテルに着いてまずはこの日の控え室にご案内いただきました。(実際に結婚式の際にも控え室として使われるお部屋でした)

 

 

ウェディングのお仕事についての職業体験だったのですが、「ホテルウェディングはホテルのことを全部わかってないとできない仕事なんです」という説明があり、まずはホテル内をご案内いただきました。

 

レストラン、ドレスショップ、ホテルの受付ロビー、ジュニアスイートルーム、宿泊者用のレストランフロアと、ホテル内を隅々まで見学させていただきました。

 

本人が特にドレスに興味を示したこともあり、ドレスショップでは店員さんにたくさん質問していました。

 

そしてジュニアスイートルーム。実はこちら、ホテル阪急インターナショナルで式を挙げられる方には1泊分プレゼントされるお部屋なんだそうです。

 

 

しかもただ泊まるだけではなく、式が始まる前のメイクもこのお部屋でやってもらえて、お色直しのお着替えもこの部屋で行えるとのこと。

 

 

 

このように単にお仕事内容を紹介していただけるだけではなくて、ホテル阪急インターナショナルでウェディングを経験される方が見るもの、触れるものを体験できるようなプログラムを組んでいただいてました。

 

 

いよいよウェディングゾーン

 

前半でホテル内の各種施設の見学をさせていただいて、後半はいよいよ式場や披露宴会場などのウェディングゾーンへ。

 

 

ちなみにこの日はブライダルフェアが行われており、モデルの方が新郎新婦を務める模擬挙式が行われていました。なんとそちらも見学をさせていただくことができて、チャペルでの模擬挙式にも参列させていただきました。

 

 

模擬挙式を見終えた後に引率してくださっていたスタッフの方が「新郎新婦役の人に聞いておきたいことない?」と聞いてくださったんですが、待ってましたと言わんばかりに新婦さんに質問し始めるうちの生徒(笑)

 

「ドレスって着てみて重たいですか?」など、衣装に関することを聞いてました。

 

全然物怖じしない!とホテルのスタッフの方もすごく褒めてくださっていました。この場面だけでなく「ちゃんと人の目を見て話せるのはすごくいいこと」と褒めてくださったり、生徒のいいところを言葉にしていただけたことがすごく嬉しかったです。

 

最後は披露宴会場で、当日の披露宴を体験できるプログラムへ。

 

なんとここでサプライズが。ブライダルフェアということで一般の参加者の方々はコース料理の試食ができるんですが、なんとそれを僕達にも出してくださったんです。

 

 

これには生徒も大喜び!

 

出てくる一品一品に驚きの声をあげながら、美味しくいただきました。

 

さいごに

 

楽しかった時間はあっという間に過ぎ、職業体験のプログラムは終了。最後にこの日ご対応いただいたスタッフの皆さんと、本人が一番雰囲気が好きだと言った披露宴会場の高砂で記念撮影。

 

ブライダルフェアも終わっていたので照明を落とされていたんですが、この記念撮影のためにわざわざ照明を再点灯していただきました。(ご対応いただいたスタッフの皆様、本当にありがとうございました!)

 

写真を見ていただいたらわかる通り、実は今回のプログラムはこれだけ豪華な内容にしていただいてるのに、参加した生徒は1人でした。

 

こういう取組を企業の方々にお願いする際、こちらとして気にするのは「参加人数が少ないと一緒にやっていただく企業の方々にとってもメリットがないんじゃないか・・・」ということ。

 

もちろん数が全てではないですが、「100人の子どもたちを職業体験で受け入れました!」の方が見栄えがいいですよね。

 

でも今回は阪急阪神ホテルズ様側から「事前にお話を伺ったプランナーの仕事に興味のある生徒1名様を念頭にプログラムを組みました」と言っていただけたんです。

 

これが本当にありがたくて。僕らの思いとしては1人の子どもの声を大事にしたいし、その1人のための機会を作りたいというのが正直なところなんです。

 

自分たちだけでやるプログラムならそれでいいんですが、今回のように企業の方々にご協力いただくとなると「さすがに参加者1人じゃ申し訳ない・・・」と思ってしまいますし、こちら側から「参加する生徒1名でもお願いできますか?」とは言いづらい。

 

なので今回は本当にありがたかったです。

 

改めまして、たった1人の生徒のために日本で一番素敵だと言っても過言ではないプログラムを組んでいただいた阪急阪神ホテルズの庄司様、当日温かくご対応いただいたホテル阪急インターナショナルの根来様、田寺様、本当にありがとうございました!