お知らせ
NPO法人あっとすくーるは昨年度に引き続き、兵庫県明石市にて「あかし高校進学応援プロジェクト学習支援業務」を実施、運営することになりました!
「あかし高校進学応援プロジェクト」についてはこちらの記事をご覧ください。
全国でも非常に珍しい制度となっています!
昨年度よりも多くの子どもたちが申込をしてくれました!
今年度は実施2年目となり、昨年度よりも給付型奨学金のお申込みが増え、当法人が運営する学習会への参加者も増えました。
また実施箇所や回数も増え、より多くの子どもたちに支援を届けられる体制となりました。
学習会では大学生スタッフが数名の生徒を担当し、指導しています。
ほとんどの生徒が「人生で初めての受験」を控える
今回対象となる子どもたちは中学3年生です。
小学校、中学校に上がるタイミングで受験をした生徒を除き、ほとんどが数か月後には「人生初の受験」を迎える子どもたちです。
11月より始まった学習会の中では、
「受験めっちゃ不安やわ・・・」
「落ちたらどうしよ・・・」
とネガティブな声も聞こえてきます。
我々にできることは、寄り添って話を聞き少しでも不安を和らげる、受験までに当日の試験に必要な学力をつけてもらうことです。
そのためにも、一人ひとりと向き合う機会をしっかりと作り、関わっていくことが重要であると感じています。
兵庫県での学習支援
今回の学習支援は11月~3月までの約5か月間限定の取組となります。
またあっとすくーるがこれまで本拠地として学習支援を行ってきた大阪府ではなく兵庫県での受験指導となるため、受験の方法なども違ってきます。
例えば大阪府では中学1年生~中学3年生まで、すべての期間の成績が内申点として換算されますが、兵庫県では中学3年生の1、2学期のみが参考とされます。
そのため、11月は受験勉強ではなく、2学期の期末テストで良い点を取れるように定期テスト向けの学習を行いました。
テストを終えた子どもたちからは「ここ(学習会)でやった範囲出たし、できた気がする!」という声も聞くことができました。
これから2、3月の受験本番に向けて、参加したすべての子どもたちが望む進路に進めるようにサポートしていきます。
あっとすくーる職員
柴原 渓