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お知らせ

渡のお話
2019.12.4
失敗しても大丈夫体験

おはようございます!代表の渡です^^

今日はとある保護者の方との面談のお話を。

とある事情で現在休塾中の生徒がいるのですが、先日久しぶりにその子のお母さんとお会いして話をしました。

その子は「起立性調節障害」で、現在学校に通うことができておりません。

この診断が正式に出たのは最近で、そこに至るまでになかなか大変な時期もありました。

やっぱり子どもが学校に行かないって不安になるんですよね。

この子の場合は単に学校に行かないというだけでなくそこに至るまでに色々な事情があったので、保護者の方にとっても本人にとってもものすごく辛い時期が続いたと思います。

その時期になかなかうまく力になることができず、歯がゆい思いをしたこともありました。

これまでの話はさておき、彼の今の話です。

なんとその子、先述の通り学校には行けてないんですが、まさかのオーディション(何のかは伏せます)を受けに行ってるとのこと!!

「めっちゃすごいじゃないですか!!」と保護者の方と一緒に笑っちゃいました(笑)

学校に通えるってことももちろん大事なことだと思うんですが、学校に通ってる友達ができない経験を彼がしてることも事実です。

オーディションを受けに行くって、とにかくその勇気がすごい。

そうやって挑戦する人を小馬鹿にする風潮もあったり、そんな周りの目を気にして一歩踏み出すのを止める人もいる中で、自分の意思を持って挑戦できるってすごいことです。

彼は学校に行けていませんが、もしかしたら学校では得ることができない、けれども人生においてすごく大事な経験を今しているのかもしれません。

あと、受けるバイトの面接で落ちまくってるって話も聞きました(笑)

この時期なんで「年末年始も入れますか?」って聞かれるそうです。

バイトに受かりたかったら「入れます!」って言うところなんですが、年末年始はきついとストレートに言うそうです(笑)

そらー採用されるのは難しいわとお母さんも笑ってはりました^^

オーディションにしろバイトの面接にしろ、そうやって何かにチャレンジして、失敗するのってめちゃくちゃ大事です。

成功体験も大事ですが、失敗しても大丈夫って体験も大事。

それがないまま大人になっちゃうのが、もしかすると一番リスクかもしれません。

もちろん丁寧な配慮は必要ですが、失敗を一緒に笑い飛ばせるって一つの素敵な形だなと^^

ただ彼にばかり話してもらうのはフェアじゃないので、今度彼と会うときまでに僕も「失敗」エピソードを貯めておきます!

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こうやって現場で起こる一つ一つの出会いを丁寧に伝えさせていただいてるあっとすくーるの活動説明会、次回は12月9日です!ぜひお越しください^^

日時:12月9日(月) 19:00~21:00

会場:NPO法人み・らいず2梅田オフィス
(大阪市北区梅田1-3-1大阪駅前第1ビル 4階106号室)

内容:
19:00~19:45 学習支援の現場から見える「子どもの貧困」の実態について
19:45~20:30 ひとり親家庭で育って来た若者の体験談
20:30~21:00 質疑応答

費用:無料

申込:以下のフォームよりお申し込みください。
https://ws.formzu.net/dist/S91949534/