お知らせ
今回の記事のタイトルはフランスの法律家の名言から始まります。星を好きな人に嫌われそうですが、子どもたちと日々関わる中で食事について思うことがあり、自分の思いと近かったのでこのタイトルにしました。嫌いにならないで…。
嫌いな食べ物の理由
みなさんは自分が子どもの時の嫌いな食べ物は思い出せますでしょうか?
ちなみに僕はピーマンとゴーヤが苦手でした。
昔はおばあちゃんが家の庭でゴーヤを育てていて、ゴーヤのワタを天日干しにして、ネットに入れてお湯を注ぎお茶として飲む「ゴーヤ茶」なるものが流行りました。
苦い!!だけど、おばあちゃん一生懸命世話してた…。
ううぅ、と渋みと苦味で口がギュッとなる感覚と戦っていた覚えがあります。
学童に通ってくれている子ども達も苦手なものは多く、特に新玉ねぎ、魚(お寿司は別)、野菜全般(特にトマト)が苦手な子どもが多くいます。
その子達にご飯中に「何が嫌なの?」と聞くと理由が出てこない時もあるのですが、「トマトのブッチュって感じが嫌!!」「魚の骨が痛いから食べるのが面倒くさい!」など理由を話してくれることがあります。
理由を明確にしてくれると料理を作っている大人達の目が輝きます。(キラッ)
嫌い、苦手、食べたことがない!を好き!に。
ここで急なのですが、b&gで子どもたちが喜ぶご飯ベスト2を発表したいと思います。
第2位 ピザ
b&gには実家がパン屋さんで、子ども達とピザ生地からこだわって作ってくれるスタッフがいます。
またピザの種類も、味付けしたサバをほぐして野菜と一緒に盛り付けたサバピザ(写真のピザです!)や、照り焼きチキンピザ、チーズピザ、トマトをつぶして食べやすく切った野菜を盛り付けた野菜ピザなどがあり、子どもからも「ド○ノピザよりおいしい!」と評判です。
(子どもたちには食べ終わった後にクイズとして何が入っていたのか話したりすると驚かれたりします…笑)サバ…?まじ…?美味しかったんだけど…。とちょっと怒り口調で言われて、スタッフニッコリです。
第1位 (キーマ)カレー
(写真を撮る暇もなく、食べ終わってしまいます…。次回は必ず撮ります…!)
ミキサーを使って、子どもたちが普段取らない野菜を4〜6種類を原型が分からなくさせながら食べさせています。
この野菜も季節に合わせて種類を変えており、最近の夏野菜カレーも美味しかったです…。
最初は買い物の袋の中を見て「え?ナス入ってるやん。食べへんから!」と言っていた子が、最近は「カレーなん?やったー!」と喜んでくれるようになりました。
カレー以外にもナスは味噌汁などに入れていますが、しっかりと食べています。
子どもの家では苦手な食べ物が入っていても絶対全部食べなさい!!とは言っていません。
ただ、最初に減らしてもいいけど、一口は全部食べるようにしてねー。と伝えており、野菜を減らす子はまだまだいますが、食べたことないから嫌い!という子はいなくなってきました。
少しずつでも「自分が嫌いだと思っていたものが本当は美味しいものだったんだ!」「好きなものが増えた!」という発見を通して、幸せな気持ちになって欲しいなーと思いながら今日も子ども達と生活をしています。
あっとすくーる職員
遠藤 大知