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月次レポート
2022.11.12
子どもの頑張りを認めるって、意外と難しい?(2022年10月レポート〜渡塾〜)

10月の渡塾の様子をお届けします!

 

2学期中間テストの結果が返ってきました!

 

先月のレポートでお伝えした通り、9月末から10月頭にかけて2学期の中間テストがありました。

 

僕が授業を受け持っている中3の男の子は、5教科の合計点が前回から55点も上がっていました!

 

これには僕の方がテンションが上がって、「すごいやんか、〇〇!!」と大きな声を出しちゃいました(笑)

 

1学期の時点の点数だと彼が目指してる志望校はなかなか難しかったんですが、今回ついに300点を超えたことで、少し可能性が見えてきました。

 

そしてもう1人、今回印象的だった子がいます。

 

その子は前回のテストから5教科の合計点が47点上がりました。

 

47点上げるって本当にすごいことなんですが、それでも5教科の合計点はまだ200点に届いていません。

 

皆さんがこの子の親だったら、どんな言葉をかけますか?

 

47点前回より上がったことを褒めて、次もこの調子で頑張って200点を目指そうねと声をかけるか。

 

それとも、上がったとはいえまだまだ点数が低いんだからと褒めないか。

 

何が正解とはないんですが、この子は親からは褒めてもらえなかったそうです。

その代わりというわけではないですが、塾では大袈裟に褒めました(笑)

 

褒めることが絶対正義!というわけでもないですが、47点上がったということはそれだけ以前よりも努力をしたということです。

 

その努力の部分は褒められて然るべきなんじゃないかなぁと思います。

 

僕は保護者の方との接点も多いのですが、保護者さんの子どもへの学力のハードル、ものすごく高くないですか?(笑)

 

保護者さん自身が子ども時代いい点数を取っておられたのかどうかは分かりませんが、点数が上がっても「とはいえまだ平均点にも届いてないし・・・」というリアクションが返ってくることも少なくありません。

 

それはそれで事実なので、そこにもしっかり目を向ける必要はあります。

 

一方で「前回より点数が上がった」「前回よりも勉強する時間が増えた」も事実。

「平均点に届いていない」のと同じように、いいことはいいとフラットに評価してもらえたら、子どもたちも嬉しいはず^^

 

認めるハードルが高い大人も必要かもしれませんが、認めるハードルがちょっとくらい低い大人も必要ですよね。

 

長くなってしまいましたが、2学期中間テストの報告でした!

 

講師研修の開催

 

今年度は講師の研修に力を入れていまして、毎月1回のペースで研修を行ってます。

 

今回は「発達障害」をテーマに研修を行いました。

 

研修の大半がワークという今まであまり経験したことがないスタイルでしたが、学生たちは非常に楽しそうでした!

 

 

 

 

今回も貴重な日曜日の時間を割いて参加してくれた大学生たちには本当に感謝です・・・!

 

さいごに

 

以上、10月の渡塾でした!

 

来月の報告もお楽しみに!

 

あっとすくーる代表

渡 剛