お知らせ
9月末から10月頭にかけて、中学生・高校生は2学期中間テストがありました。先月の記事で書いたように文化祭等の学校行事も直前にあり、気持ちの切り替えも含めて準備が難しいタイミングでのテスト。果たして結果は・・・?
数学+20点、英語+31点、5教科合計+70点のAさん
「渡さん!Aが数学82点だったらしいですよ!」
平日で一番遅い時間の授業の開始前、講師からそんな報告が飛んできました。
「え、嘘?!?!」
そう言って生徒の元に駆け寄り結果を見ると、82と書かれた答案用紙が。
「めちゃくちゃすごいやないか!!!」
他の講師も一緒になって、大称賛の嵐でした^^
そこまで勉強が好きな子ではないので、それを踏まえつつどうやって学習時間を増やすかが課題でした。本音を言えばテスト前くらい毎日自習にきてほしいところですが、それで来てくれるなら苦労はしません・・・。
そこで今回こちらが提案したのが、塾の授業がある日だけいつもより早く来て自習をしようというもの。これは渋々承諾してくれて、実際に来てくれました。
でもこういうのって、本当結果が出るまでドキドキなんです。だってもし結果が出なかったら、「頑張ったって結果出ないじゃんん」となってしまうから。
なので本当にドキドキでしたが、こうやって結果が出てよかった・・・!
5教科合計も70点上がったことで、晴れて300点台に乗りました。いやー、よく頑張った!本当にお疲れ様!
数学+27点のBさん
Bさんは5教科の合計が100点台の生徒で、勉強が得意ではありません。満遍なく5教科を伸ばしていくというのは非常に困難ですし、もう勉強なんていやだとなってしまう可能性もあるので、まずは1教科、本人の苦手意識が比較的低い数学に力をいれることを決めました。
今回幸いだったのは、テスト範囲のグラフの問題を本人が得意にしてたこと。得意だから自分でできる、だから量がこなせる。それによって精度も上がっていくという理想的なテスト対策ができました。
加えて一つ得意な分野があると、それ以外の苦手なところにもチャレンジしてくれるんですよね。これまでよりも自習の時間を増やし、その甲斐もあって見事に27点UPとなりました^^
本人の努力はもちろんですが、保護者の方のご理解・ご協力も大きかったです。最終的にはトータルでの点数が大事になるので、1教科だけ頑張っても他が下がったら本末転倒じゃん、と言われてしまえばそれまで。
でもその子の今の状況をよく理解してくださっていたので、色々と思うところはあったと思うのですがそこはぐっと堪えてくださいました。
改めて塾というのは保護者の方との二人三脚だなと痛感しました。
さいごに
今回は他にも点数が上がった生徒が多くいました。ただ、1回だけ成績が上がっても次下がってしまったら意味がありません。
成功できた要因を分析して再現性を上げつつ、いかにプラスアルファを目指すか。11月末には再び定期テストがあるので、実は次のテストまで意外と日がありません。
楽しい年末年始を迎えられるよう、年内最後のテストに向けて頑張ります!
渡塾 塾長
渡 剛