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月次レポート
2021.6.13
約2カ月に及ぶ緊急事態宣言の中で・・・(2021年5月度レポート~食糧支援~)

5月下旬、第3回目の食糧支援活動を行いました!

 

3度目の食糧支援活動

今回で食糧支援活動を行うのは3回目。

 

これまで2月に160世帯、3月に200世帯と2度の食糧支援活動を行ってきました。

 

前回の食糧支援活動のレポートはこちらをご覧ください。

心が折れるか折れないかの瀬戸際を支える食糧支援(2021年3月度レポート〜食糧支援〜)

 

今回は大阪、兵庫が対象となっている緊急事態宣言の延長もあり、多くのひとり親家庭に影響が出るだろう、と社内で話し合い、財源の確保、募集、梱包、発送するまで10日で終えることが出来ました。

 

これまでにないスピード感で対応でき、すぐにひとり親家庭の方々に必要なものを届けられたことは非常に大きな収穫でした。

 

30分で受付終了

募集では応募フォームを開いてから約30分で今回設けた100枠の応募枠が埋まってしまいました。

 

多くのひとり親家庭の方々がお困りになられていることを再度実感しました。

 

中には応募いただいたのにも関わらず、お届けできない家庭もあり、非常に心苦しい瞬間でした。

 

利用いただいた方からは

 

「食べやすいものばかり入れていただいていて、とてもうれしいです。」

 

「過酷な日々が続いていますが、こうやってひとり親の家族のことを応援してくれている方々がいると思って落ち込まず頑張りたいと思います。」

 

といった声が寄せられました。

 

今回もお米5kgをはじめレトルト食品等の日持ちのする食品を封入しました。

 

封入を手伝ってくれたのはあっとすくーるで活動する大学生ボランティアたち。

 

彼らもアルバイト先が休業、時短、中には廃業してしまうケースもあり、コロナの影響を大きく受けています。

 

そんな中休日を使って食糧支援活動に参加をしてくれる彼らには本当に感謝しかありません。

 

削りがちな「食費」

結果的に今回の緊急事態宣言は6月20日までの延長が発表されており、約2カ月という長期間での発令となりました。

 

飲食店等で働かれている方にとっては死活問題となることは間違いなく、困窮されているひとり親家庭が増えていることも事実です。

 

その中で削ってしまいがちな「食費」。

 

育ち盛りの中で、満足に食事をとれない現実は子どもたちの成長にも大きな影響を与えます。

 

今後もひとり親家庭の様々な声に応じて、継続的に支援を展開していきます。

 

あっとすくーる職員

柴原 渓